ブログを初めてまだ全然立たぬ内だが、早速最近考えていたことを一つ記事にまとめてみたいと思う。今回は「英語に於ける例外について」だ。
目次
最近出会った例外(実際はそうではなかった)
Evergreenという文法書にwhereは場所を尋ねる「疑問副詞」だと書かれていた。そこでふと疑問に思ったのが、"Where are you from?"という文章に於いてはwhereはfromという前置詞の目的語になっており副詞の役割をしていないから、疑問代名詞ではないかということだ。このとき此れも英語の例外だったら困るなと思ったのである。
調べてみる
まず適当にキーワードを検索窓へ打ち込み、調べてみることにした。まず最初に目に飛び込んできたのは、教えて!gooのサイトだった。そこではwhereは疑問代名詞としても使えるという趣旨の回答が多く見られた。
またweblio英和辞典のサイトにもアクセスしてみた。そこでは
whereには「副詞、接続詞、代名詞、名詞としての用法があ」ると明記されていた。
例えば一つ疑問代名詞としての例文を引用すると、
Where is the place that you mentioned?(あなたが言及した場所はどこですか?)というものがあった。
結論
whereには疑問副詞以外に疑問代名詞としての用法もあった。実際は英語の例外ではなかったようだ。
私の考え
此の件から派生して一つ私の考えを述べたい。
英語に多くの例外が存在することは事実で、多くの人々が「英語は言語であって、例外があるのは当然。覚えるしか無い」という意見を持つだろう。然し、例えそうであっても其の例外が存在する背景を調べることは重要だというのが私の考えだ。もしかしたら、今回の様に例外だと思っていたものが例外でなく普通に有り得る用法だとわかることもあるし、そうでなくとも例外の背景から周辺の知識までも獲得することができるからだ。私はこれからも英語という言語の深みを楽しみつつ、学習を進めていきたい。
引用・参考